2019年に押出ポリスチレンフォームのプレカットサービス「かしこい選択」をサービス化。
寸法および数量を正確に納品するため工事現場の人手不足と工期短縮に貢献し現場でゴミを出しません!
材料代の最少化
正確なサイズと数量で
無駄な材料費を省く工期短縮
人手不足が顕著な現場の
工期短縮と簡素化を実現環境課題への配慮
加工工場でも切断屑を出さず、端材は完全リサイクル
サービスの内容
新築住宅、リフォーム、非住宅等向けの断熱材をプレカットし現場へ直送します。
お客様は土台伏図を準備し、メールやFAXで送付・発注するだけ。
納期:受注後2日から対応します。
(断熱材の厚み等諸条件、別途料金の場合有)
加工可能サイズ
3尺×10尺
4尺×8尺
の加工が可能です。
対象
山形県、宮城県、福島県のハウスメーカー様、工務店様など
フロー
未来にやさしい断熱材プレカットサービス「かしこい選択」とは
スタイロフォームやカネライトフォームなどのポリスチレン素材の建築用断熱材を規格サイズ(3尺×6尺、3尺×10尺、4尺×8尺)から建築物件毎に必要なサイズに割付し、カット加工するサービスです。住宅等の断熱施工が、簡素化、工期短縮、ゴミが出ない、ぴったり(サイズや数量)等の効果があります。山形化成工業は、断熱材の割付、材料手配、カット加工、ご要望の納期に直送、端材はリサイクル(再資源化)します。これらを一貫して行う新サービスで、山形県、宮城県、福島県の住宅メーカー様、エンドユーザー様の満足度向上と環境に優しいオペレーションを両立させます。割付だけ、断熱材だけ、廃棄物リサイクルだけでも承ります。
未来にやさしい断熱材プレカットサービス「かしこい選択」を始める背景
環境課題への対応
昨今取り上げられている廃プラスチックの問題について、以前はアジア諸国がこれを輸入していましたが、2018年より中国がこれを停止し、東南アジア各国も輸入制限等の措置を講じています。また海洋ゴミの問題も含めて、どの産業でも製品供給やサービスに環境配慮が欠かせない時代になりました。納期や寸法、数量の正確さから建築現場でゴミを出さず、加工工場でも切断屑を出さず、端材は完全リサイクルの断熱材プレカットサービス「かしこい選択」を通じ、施工中はもちろん施工後も環境負荷のない「安心」や「正しい選択をしたこと」を実感できるサービスの開発が重要と考えました。
人手不足問題への対応
建設現場では人手不足等との課題をお聞きし、工期短縮や簡素化に貢献したいと考えました。断熱材プレカットサービス「かしこい選択」は土台伏図を用意頂くだけで、床に使用する断熱材を割付し材料も手配。正確なサイズにカットされた断熱材を指定納品日に届けることで人手不足が顕著な現場の工期短縮と簡素化を実現できると考えます。
発泡スチロール成形、加工の事業がベース
当社は昭和41年より発泡スチロールの成形・加工を行っており、ポリスチレン素材の加工に豊富な経験を持っていました。また平成6年より産業廃棄物中間処理施設を設け、使用済み発泡スチロールから再生樹脂原料(ペレットまたはインゴット)を製造するリサイクルを行っています。これに割付を受託できる体制をつくり、これまでは3尺×6尺の断熱材プレカットを行っていました。その後、3尺×10尺、4尺×8尺まで加工できる設備を導入し、多様なニーズに対応しています。
(2020年度実績433件、2021年度実績416件、2022年度実績432件、2023年度実績577件)